Love local | 慈恵福祉保育専門学校愛知県岡崎市

JIKEIから社会に羽ばたいた
卒業生を紹介します。

中村　慧さん

社会福祉法人　ぬくもり福祉会　ぬくもりの郷　勤務
2014年　保育学科　卒業

保育学科で学んだことは、
人を支える仕事に役立ちます

私が主にしている仕事は、知的障がい者の生活介護です。学校では、保育学科を選択していましたが、創作活動や人との寄り添い方など、在学中に学んだことが生かせます。人のために役立つことを感じることができ日々充実しています。

保育以外の就職先を選んだ理由は？: 慈恵福祉保育専門学校では、さまざまな施設を見学する機会があり、またボランティアへの参加も奨励しています。そうした経験を積むなかで自分の興味の対象が広がり、本当に自分がすべきことがわかったからです。介護を通じて人としての成長を見守る視点もあるので、保育の学びはとても役立っています。

仕事を通じて印象的だったことは？: 非常ボタンに興味を持つ知的障がい者の方がおられました。利用目的について時間をかけて説明すると、そのことを理解されたのです。その時に、教えるというより信頼されていることを実感しました。時間をかけて人間関係を築くことで、できることが広がる。また、他者視点が仕事では大切だとわかりました。

これからの目標はどのように考えていますか？: 生活介護だけでなく、多様な視点から人をサポートするために社会福祉士の勉強をしています。社会にはさまざまな制度や支援方法があります。それらを活用することで幸福になれる方がもっと増えるはずです。技術的に支援するだけでなく、そうした知識を得て仕事に生かしたいと考えています。

加藤　侑泉さん

社会福祉法人　碧晴会　川口結いの家　勤務
2019年　介護福祉学科　卒業

人とのふれ合いを学校で学んだことが、
今の仕事に生きています

入所している方が、快適に過ごせるようにお手伝いするのが私の仕事です。なかには、言葉がうまく出てこない方がおられますが、その人の立場で理解に努めると、わかるようになってきます。とてもやりがいを感じる仕事です。

今の就職先をきめたきっかけは？: 1ヶ月近く実習させていただき、とても入所者様のことを考えた施設であることがわかったからです。日常的なケアはもちろん、いろいろな催しが定期的にあったり、入所者様の思い出の地へお連れしたり、お一人一人に向き合う介護は、学校での学びに通じていました。

学校の学びで生かされていることは？: 着衣や入浴のお手伝いなど、実践的な介護技術だけでなく、入所様との接し方を学んだことがとても役立っています。認知症の方とのコミュニケーションなど、教科書に載っていない先生の体験談は、よく思い出しています。現場で「このことを話されていたんだ」って助けになっています。

今の仕事を選んでよかったと思うことは？: 人のためになる仕事で充実感を得られることと、自分自身の成長を感じることです。自分の変化は、介護士になる夢を持ち、慈恵で専門的な勉強をスタートしてから感じています。高校時代の自分とは比べると何事も自分から進んで考え、行動できるようになったと思います。